【アボカド水耕栽培】発芽させる方法を写真付きで解説

コラム
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こんにちは、すみれです。植物大好きな私が最近ハマっているのが、タネから植物を育ててみるシリーズです。子どもの頃は、アサガオの観察など学校でやりましたが、大人になってからやってみるのも案外楽しいものです。仕事から帰ってきて、出てきた根っこなんかをじーっと観察するの、なかなかの癒しですよ。あれ?これ昨日より若干伸びてない?伸びてるよねこれ?なんて言いながら。しかもこの趣味の良い所は、お金がほとんどかからない所!今回やってみたアボカドなんて、スーパーで買ってきて、ああおいし〜いって食べて、本来は捨てられちゃう部分ですからね。実質タダ。それでは、シリーズ第1弾、アボカドをタネから育てる方法を紹介していきます。

そういえばアボカドってどんな植物?

その前にちょっとアボカドについて知っておきましょう。アボカドってめっちゃ美味しいですよね。私はもう、ほんと、大好きです。唯一無二の存在。尊い。こんなに好きなのに、実はどんな風な葉っぱをしていてどこでどんな風に実っているのか、ちゃんと考えた事がなかったのです。いつものようにアボカドうまいと食べていた最中、ふと思いました。こんなに好きなのに何もアボカドのこと知らない。なので、少し調べてみました。※育て方だけ簡潔に知りたい方は、目次からまとめの項目へ飛んでください。

アボカド

学名:Persea americana 

和名:鰐梨(ワニナシ)

クスノキ科ワニナシ属、メキシコと中央アメリカ原産の常緑樹で、野生のものは樹高が30メートルに達する場合がある。いつ頃から食用とされ始めたのかは不明。葉や種子、果実などにはペルシンという成分が含まれており、犬、猫、オウム、ウサギをはじめとしたペットや家畜が摂取すると中毒症状を起こす事があり、危険である。天然ゴムアレルギーの人間も中毒を起こす可能性がある。

・・・ペルセア・アメリカーナって、かっこいい。

それから、ペットにとって毒!!まだこの毒性については不明確な点もあるらしいですが、ペットと暮らしている方は十分に気をつけましょう。うちにも猫がおりますので、今後気をつけます。

タネから育てられるらしい

さらにアボカドについて調べていると、なんとアボカドを育てている人がいる!しかもスーパーで買った実の中身のタネから。

これは是非やってみたい。方法を調べてやってみました。

1. アボカドを買ってくる

2. タネを取り出してぬめりが取れるまでよく洗う

3. タネに3箇所爪楊枝を刺し、広口ビンなどの容器で水につける(水は1日1回程度換える)

4. 土で育てる場合は、根が出て種子が割れ発芽したら植え替える

しかし、時期を変えて2回もやったのに、ぜんぜんだめでした・・・数ヶ月試すも、全く根が出る気配もなく、カビてしまいました。

なんで??選ばれしライダーの手に渡るまで何百年もかえらないドラゴンの卵なの????

あきらめないで

根っこが出ない原因として、

①保存されていた温度が低すぎた可能性がある

②そもそも種子がダメだった

ということが考えられるので、違うスーパーで常温で陳列されていアボカドを選び、買ってきてから一度も冷蔵庫に入れず、

さらに、水につけると沈む種で(浮く種は中身がスカスカで発芽しない可能性が高いため)9月初め頃から試してみたところ

約3週間後、ついに根っこが出ました!!!

うれしい〜〜!!

もう何回も挫折しているので、この段階で相当嬉しくて、愛着がものすごいです。

↓発根から数日後の様子です。

↓根が出てから1週間ほどで芽が伸びてきたので、根を傷つけないよう気をつけながら園芸用土に植えました。植えてしまった後で、種の皮を剥くと発芽率が上がると知り、一応見えているところだけ皮を取り除きました。水やりは土の表面が乾いてきたら鉢の底から滲み出る程度与えました。

↓前の写真から2週間弱でここまで伸びました。

↓現在の姿です。ずいぶん立派に育ちました!かわいいです。大きく育てたい場合は、鉢を大きくします。ただし前述の通り、環境によっては樹高が非常に高くなりますので、注意。

まとめ

前述したやり方に追記して、すみれ流アボカド育成手順を作りました!

1. 常温で売られているアボカドを買ってきて、家庭でも常温保存する

2. タネをスプーンなどで取り出してぬめりが取れるまでよく洗う

3. タネに3箇所爪楊枝を刺し、広口ビンやコップを使って種の下1/3ほどを水につける。室温20度程度で管理する(水は1日1回程度換える)※ビンを明るい所に置く場合、収れん火災に注意!虫眼鏡で発火する原理の、アレです。

4. 土で育てる場合は、根が出て種子が割れ発芽したら根を傷つけないように植え替える

スーパーで常温で売られていた完熟のものを、家でも常温で保存して、そのタネを使う。というのがポイントのようです。また、種の皮を剥いてから水につけると記載されているやり方もありますが、今回は皮があっても問題なく根も芽も出ました。気になる場合は手順2の段階で取り除いてください。

植木鉢では育成に限度があり、また、アボカドの木には雌雄があるため複数本の木がなければ実を成らせることは出来ませんが、観葉植物として、癒しをくれますよ。ただし、しつこいようですが、ペットがいるご家庭は注意‼️毒ですので外で管理するなど、十分に気をつけてください。

それでは皆さま、アボカドのいる暮らしを楽しんでください!

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